バルセロナチェアのようなラウンジチェアは単体で使うものだと思っていませんか?
もちろん単体でもいいんです。単体でも快適な座り心地を約束してくれるでしょう。
しかし、もし他の家具を合わせるとするなら?
まず第一に考えるのは「オットマン」です。
オットマンを合わせて使うと、さらにくつろいで座ることができるんです。
そのため多くのラウンジチェアやソファには、
合わせるオットマンが一緒に発売されています。
さて、バルセロナチェアに合わせるオットマンはあるのでしょうか?
オットマンとは?
「オットマン」
あまり聴き慣れない言葉ですが、そもそもオットマンとは何なのでしょうか?
オットマンとは、別名フットスツールとも言い、
家具における「足置き」のことです。
足置きなのに、なぜオットマンという名前がついているのでしょうか?
オットマンのつづりは「Ottoman」と書き、「オスマン」とも読めます。
そうです、今のトルコ共和国、「オスマン帝国」が語源となっています。
オットマンはオスマン帝国でその原型が生まれました。
オスマン帝国では肘かけも背もたれもないベンチのような長椅子が使われていました。
この長椅子が18世紀にイギリスに渡った時に、「Ottoman」と呼ばれるようになり、
その後世界的にオットマンとして定着したと言われています。
バルセロナチェアのオットマン「バルセロナスツール」
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バルセロナチェアにはシリーズ家具として、
バルセロナスツール
があります。
バルセロナチェアと同じくミースファンデルローエコレクションとして
正規品がノルから発売しています。
バルセロナスツールですが、
バルセロナチェアとコーディネートされた写真を見かけますので、
よく知られているのではないでしょうか。
バルセロナスツールという商品名ですが、
上の写真のようにオットマンとして使われることも多いです。
もちろんスツールなので、普通に座るためにも使うのですが、
座面の高さが絶妙なので、バルセロナチェアの前に置くとオットマンとなります。
バルセロナチェアの座面の高さ(座面の先端)が約43cm
バルセロナスツールの座面の高さが約39cm
この約4cmの差が足置きとしてちょうどいいんですね。
これがもし同じ高さだったら、足の位置が高くなってしまい、足置きとしてはすこし辛い。
とくにバルセロナチェアは座面が大きく傾斜しているのでなおさらです。
デザイナーであるミース・ファン・デル・ローエは
おそらくオットマンとして使われることも想定して設計したのではないでしょうか。
バルセロナチェアを自宅でくつろぐために使うなら、
間違いなくバルセロナスツールもあったほうがいいと言えるでしょう。

デザインもまさにバルセロナチェアから背を取っただけのような、
完全にバルセロナチェアに合わせたデザインとなっております。
特徴的なX脚のデザインも引き継いでいるので
バルセロナチェアといっしょに置くと空間にリズムが生まれ、
洗練されたモダンな空間へと生まれ変わります。
単独で座ってもよし、足を伸ばしてくつろいでもよしと、
万能に使えるバルセロナスツール、
バルセロナチェアを購入するなら必ずセットで購入しておきたいですね。
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